みんなで作って、みんなで食べるご飯。片づけもみんなで。
SDGsの1番は「貧困をなくそう」2番は「飢餓をゼロに」である。
日本でもこの1番2番は近年大きな問題になっている。
こどもの7人に1人は相対的貧困であると言われ、最低限な食事や愛情を受けて育っていない社会が表れつつある。
こうした相対的な貧困な中育ったこどもたちは自己肯定感を育むことが出来ず、教育も受けられず、体験もつむことができず、最悪犯罪に走ってしまい、大人になっても貧困のループを抜け出す事ができないと言われている。
この流れはコロナ渦の中で加速している。
こうした子供たちを救うべく始まったのがこども食堂である。
こども食堂と言っても様々な形があるが、東京江戸川区で「365日こども食堂」を実践しているNPO法人らいおんはーと様を今回は取り上げたいと思う。
■らいおんはーと様HP
らいおんはーと様は日本でも数少ない「365日」こどもたちのために食事(食卓)と交流・学びの場を提供している本気の本気のNPOである。
理事長の及川さんはご自身がPTA会長をしている時に、こどもたちの現状に気がつき、そして何とかしたいと思い、NPO法人らいおんはーとをスタートしたとのこと。
普段の何気ない一言に、こどもたちの本音や、本当の問題が隠されているという信念のもと、こどもたちにとって何でも相談できる親戚のおじさんのような立ち位置を目指す。
また単なる食事支援だけでなく、究極は親子の自立支援も行う。
書くのは簡単だが、ここに取り組むには相当の覚悟と愛情がいると感じる。
最近ではフードパントリーを本格的にスタートし、地域のセーフティーネットになりつつある。
及川さんは言う。
「こども食堂が世の中から必要なくなることが夢です。そのために365日働かせていただいている。本当に幸せです。」
SDGs1番2番の解決のために、こんな熱い現場がある。
SDGsに共感する方々は、らいおんはーと様をぜひ一度見学してほしい。
本質的な学びが得られるはず。
興味のある方は、090-3575-4279及川さん宛てで連絡を。
あんしん夢宿プロジェクトとしても継続して全力で応援していく。